参加者「現代の近江商人」の横顔 |
<矢尾直秀> |
寛延2年(1749)創業の秩父矢尾百貨店社長、初代は日野町出身。
現社長直秀氏は秩父商工会議所会頭など地域経済界の重鎮として活躍。
明治17年(1877)に秩父では不況で生活の困った農民による大商家への打ち壊し事件が起こったが、外来商人ですでに大商家であった矢尾家ではあるが日頃の地元に配慮した経営によってその災難を受けなかった。かつては県内からの従業員が多数しめていたことがあった。 |
<塚本喜左衛門> |
京都が本社のツカキ商事株式会社社長、三方よし研究所会員。
五個荘出身の近江商人6代目、ぶらりまちかど美術館では本宅の公開など積極的に近江商人顕彰活動を行う。
本年10月にはきもの親善大使団長として韓国に出かけ日韓友好にも尽力する不振の呉服業界にあって元気印の経営者として注目されています。 |
<田中武夫> |
東京足立区で商店街活性化に活躍
代表を務めるアモールトーワは商店街が共同で設立した会社。近江八幡商業卒業後、東京で創業。
地盤沈下が進む商店街におけるさまざまな活性化対策の実施が注目され、西の黒壁、東のアモールトーワとして中心市街地活性化の成功例とされる。
昨年、財団法人日本フィランソロフィー協会より第1回コミュニティ・フィランソロフィー賞を受賞した。 |